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〜 春合宿 〜

精密機械工学科 3年 8167番 山口 俊也

1.はじめに

 平成23年3月5日〜7日の2泊3日で春合宿が行われた。合宿地は北陸地方である。ここでは、合宿の様子を報告する。
 なお、ここで1つお断りを入れておくが、例年だと春合宿は自宅を出発してから自宅に戻るまでの出来事を余すことなく書いている。 しかし、私の場合は合宿前と合宿後にも何泊か宿泊をしており、すべてを書くととてつもなく長い文章になってしまうので、 合宿中の団体行動に重点を置くこととし、それ以外は行程のみを記述するものとする。



2.3月5日(合宿初日)

 さて、本日から合宿のスタートである。集合場所は富山駅である。私は前日に名古屋にいたため、 特急に乗り高山本線を北上して集合場所を目指した。
 富山駅で参加者一同が集合するとハプニングや名シーンが数多く生まれる合宿のスタートである。

 まずは富山ライトレールに乗り込み岩瀬浜を目指す。早速であるが富山ライトレールの車内でハプニングが発生した。 参加者のK氏が車内で居眠りをしていたら、車内アテンダントに急病人と間違えられてしまったのだ・・・。
 東岩瀬駅を下車したら、まず展望台を目指す。展望台からの眺望は最高・・・ではなく、 自動車の廃材置き場が眼下に広がっていた。遠くのほうには北アルプスの絶景が見えたが 、廃材置き場が気にならなければ最高の展望台であると思う。



写真1 富山港展望台にて





写真2 岩瀬浜にて



 さて、富山に戻り夕食の「白えび丼」を食べたら、次は、一週間後にラストランを迎えたキハ28系、 キハ58系に乗車し、越中八尾駅を目指した。
 この後、ホテルに入り初日の行程は終了。



3.3月6日(合宿2日目)

 夜も明けて、2日目の朝を迎えた。まずは日本三大庭園にもなっている兼六園に向かった。 兼六園に向かう途中のバスは本来なら1台にまとまって乗る予定だったが、 後続のバスは値段が安いコミュニティバスであったこともあって、2台に分かれてしまった。
 兼六園の中では、庭園も素敵だったが、美味しい団子屋があった。 あの時のお団子の味は一生忘れないであろう・・・。



写真3 兼六園にて



 さて、兼六園の後は自由行動。時間を調べたら氷見線の全駅を周れることが分かったため、氷見線の全駅下車をした。 また時間が余ったため、城端線の駅も数駅周れた。

 時間も夕暮れを迎え、そろそろ自由行動も終了。全員集まった後は飲み会の時間。完全な個室での飲み会だったため、 今までにないくらいの盛り上がり。参加してくださったOBの方も、在学中はここまで盛り上がることはなかったとのこと。 飲み会の終わりには毎年恒例の卒業生への追い出しを行う。 今年は当サークルからは5名の卒業生が巣立って行ったが、そのうちの3名がこの春合宿に参加してくださった。 卒業生の皆さん、本当にご卒業おめでとうございます!!!



写真4 飲み会の集合写真


 これで2日目も無事に終了。




4.3月7日(合宿3日目)

 いよいよ合宿も最終日に・・・。まず始めに高岡大仏を見学した後、毎年恒例の車庫見学を行った。
 さて、今回の車庫見学は万葉線。 万葉線の車庫前では、OBのE氏が待っていた。地元が富山県の方だった為、駆けつけてくれたようだ。 最初に会議室で会社の説明をしていただいた。参加者一同、かなり真剣な表情で説明を受けた。
 会議室で説明を受けた後は、会員お待ち兼ねの車庫の内部を見学した。車庫の内部では、 今では運行されていない旧車両の内部の見学したり、行き先表示の幕を動かさせていただいたりした。部員は満足そうに見学をした。
 見学の最後には、わざわざ車両を撮影しやすい位置に移動していただき、車両の前で集合写真を撮影した。
 以上で車庫見学は終了。万葉線の社員の方、大変お世話になりました!!心より感謝いたします!!!



写真5 高岡大仏にて





写真6 万葉線 車庫にて



 合宿はここで解散して終了だが、この後は有志のメンバーで世界遺産の白川郷に行ったため、そのときの様子も報告する。

 高岡周辺では雪がほとんど残っていなかったのだが、白川郷に向かうに連れて雪が増え、白川郷では人の背丈くらいの雪が積もっていた。
 白川郷では、温泉に入った。アルカリ性の泉質で、とても気持ちの良いものだった。

 今回の合宿は、兼六園やキハ28・58系の乗車、さらには万葉線の車庫見学もあり、充実した2泊3日だった。天気も良く、遠くに見える北アルプスの山々、並びに岩瀬浜から見た日本海は絶景で感動の連続だった。
 以上で春合宿の報告を終了する。





 
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